全米2010年間シングルチャート1位はKe$haケシャ2位レディ・アンテベラム3位Train4位ケイティ・ペリー

ビルボードの発表した2010全米年間シングルチャート・ベストテンは、

1位.「TIK TOK」ケシャ Ke$ha
2位.「NEED YOU NOW」レディ・アンテベラム Lady Antebellum
3位.「HEY, SOUL SISTER」トレイン Train
4位.「CALIFORNIA GURLS」ケイティ・ペリー Katy Perry (Featuring Snoop Dogg)
5位.「OMG」アッシャー Usher(Featuring will.i.am)
6位.「AIRPLANES」B.o.B(Featuring Hayley Williams)
7位.「LOVE THE WAY YOU LIE」エミネム Eminem(Featuring Rihanna)
8位.「BAD ROMANCE」レディ・ガガ Lady Gaga
9位.「DYNAMITE」タイオ・クルーズ Taio Cruz
10位.「BREAK YOUR HEART」タイオ・クルーズ Taio Cruz

1位は、9週連続ナンバーワンの大ヒット、ケシャKe$haのデビューシングル
「TIK TOK(ティック・トック)」です。

「TIK TOK」はざっくり言うと、お金は無いけどパーティ大好きな
アメリカのティーン~20代前半の女の子の等身大の姿を歌っている曲で、
これに、ケシャKe$ha自身のデビューまでの貧乏物語が重なり、
それに共感したアメリカ同世代の支持をがっちり掴んだっていうことですね。

ケシャ Ke$haは、全米年間シングルチャート1位だけでなく、
Top New Artists
Hot Digital Songs
でも年間一位を獲得していますが、
Hot Digital Songsというのは、ダウンロード販売売上のチャートで、
このデータを見ても、ダウンロード楽曲を買ういちばんコアな層である
ティーンの支持が大きいことがわかります。

Top New Artistsは、2009年はレディー・ガガでした。
レディ・ガガは、ものすごく奇抜ではあるがあくまでセレブというか、
高価でゴージャスなファッションなのですけれど、
ケシャはティーンの普通の女の子が誰でも真似できる、チープなパンク系ファッションで、
ここへんもティーン人気の理由でしょうね。

ガガ様だと真似できないが、ケシャの真似だったらできちゃう。
自分らより一歩だけ前を歩いているネエちゃんって感覚なんでしょうね。

 

KE$HA、2010年は記録に次ぐ記録
音楽ニュースサイトBARKS

貧乏系お騒がせシンガー ケシャ
読売オンライン


音楽的には、HipHopラップ&エレクトロ(ダンスナンバー)で、
いくつかのサイトではパンクという語も書いてあるようですが、
パンクの影響はあくまでファッションであって、
音楽的にはPunk Rockの影響はないように感じます。
歌唱法的にはR&Bフレイバーではなくカントリーの影響がありますね。

パンク系ファッションでダンスミュージックといえば、
いくつかのヒット曲におけるブロンディ(デボラ・ハリー)や
デビュー時のマドンナがそうだったわけで、
そういう部分は70~80年代のリバイバルとも言えるわけですね。
(デボラ・ハリーケシャのやっているような白人女性ラップの元祖でもあります。)
Blondie – Rapture

 

ところで「TIK TOK」の歌詞には、ミック・ジャガーが出てくるんですけれど、
ケシャってミックの相棒キース・リチャーズの若い頃に似てませんか?
いやいや、もちろん美人なんだけども、キース・リチャーズ系美人ということで・・

で、キース・リチャーズに影響を受けているということは、このインタビューでちゃんと語っています。
キースのファッションにインスパイアされているということです。

Music Mixのケシャ・インタビュー

「Tik Tok」のこの歌詞

Before I leave
外出する前に
Brush my teeth with a Bottle of Jack
ジャック・ダニエルで歯を磨け

はジャック・ダニエルってキース・リチャーズのイメージとは切っても切れない酒でしてね。
ジャック・ダニエルとキースが一緒に写っている写真は、たくさんあります。

この曲Tik Tokのリリース時22~23歳と若いケシャが、
「パーティで男達が言い寄ってきても、ミック・ジャガーに似てなかったら追っ払っちゃうわよ」
って歌っているのは、年齢を考えるとあまりにオッサン好みで不思議な気がするんですが(いや、オッサンの僕としてはとても嬉しいことですよ)、
パンク歌手だったというママンの影響で、たぶん音楽ルーツのひとつがローリング・ストーンズなんでしょうね。

下は、Ke$haがローリング・ストーンズの「Dead Flowers」をアンプラグドでカバーしている映像
これを見ると、唱法にはR&Bではなくカントリーの影響があるということがよくわかるでしょ。

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工藤ゴウ(KUDO GO)宮崎県西都市、西南戦争で西郷隆盛が泊まった旅籠屋跡の古い日本家屋で生まれ、以降延岡育ち。 上京後、現在は東京と宮崎市に拠点。 音楽データサービス、WEBデザイン等デジタルコンテンツ制作の仕事を、かれこれ20年以上続けています。

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