JASRACが11月5日、2011年度までの30年間で著作物使用料の分配額が大きかった楽曲ランキングを発表しました。
この30年に金を稼いだ曲ベスト10の内訳は図のとおりです。カラオケのパーセンテージの大きさがよくわかりますね。
音楽CDなどの録音物楽曲売上より、カラオケ売上からの分配額が大きいわけです。
1位 世界に一つだけの花
2位 居酒屋
3位 ふたりの大阪
4位 エヴァンゲリオンBGM
5位 涙そうそう
6位 TSUNAMI
7位 川の流れのように
8位 北空港
9位 I LOVE YOU
10位 酒よ
ポップス系(ロックなどを含む)の歌は、「1位 世界に一つだけの花 SMAP」「6位 TSUNAMI サザン・オールスターズ」「9位 I LOVE YOU 尾崎豊」の3曲。
「5位 涙そうそう」「7位 川の流れのように」もポップス系に分類してもいいかも。
これらは日本のスタンダード曲で、世代を超えて歌い継がれる古びない曲でもあります。
「1位 世界に一つだけの花 SMAP」「6位 TSUNAMI サザン・オールスターズ」「9位 I LOVE YOU 尾崎豊」「5位 涙そうそう」個人的にも、これらは文句無しの名曲と思います。
で、2位3位8位のデュエット曲「2位 居酒屋」「3位 ふたりの大阪」「北空港」は、飲み屋などのニーズにすごく合致している曲ですが、はたして名曲なのか?というとそうとも言えないですよね。
当然のことではありますが、数字とアート性とは一致してるわけではないのです。
エヴァンゲリオンBGMだけ他の曲とパーセンテージ比率が違いますが、これはウタのないBGMということと(カラオケがない)、
アニメ等DVDでの使用料、パチンコの使用料等でこれほど大きい数字になったということですね。