サッカー日本代表・長友佑都選手とタレント・平愛梨さんとの熱愛報道を受け、「キリンカップ」日本VSブルガリア戦の時に、にわかに注目を集め、流行語となりそうな「アモーレ」という言葉ですが、この言葉は、日本で1960年頃にも流行したことがあります。
イタリア映画の名匠ピエトロ・ジェルミ監督の傑作「刑事(原題:Un maledetto imbroglio-1959年公開)」の主題歌『Sinno me moro(邦題:死ぬほど愛して)』の歌い出しが、♪アモーレ・アモーレ・アモーレ・アモーレ・ミオ♪(和訳-♪愛しい人・愛しい人・愛しい人・私の愛しい人♪)で、この曲は当時の日本のラジオでかかりまくり、映画ともども大ヒットしたのでした。
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アンディ・ウィリアムス追悼「ある愛の詩」の時代
70~71年頃に洋楽を本格的に聴き始めた僕にとって、アンディ・ウィリアムスは特別な歌手の一人だった。
70年の年末ぐらいから映画「ある愛の詩」とその原作小説「ラブ・ストーリー」がアメリカで大ヒットとなり、
(原作者のエリック・シーガルが映画の脚本を担当し、ノベライズと映画とがコラボレートしてヒット)
日本では、映画テーマ音楽作曲者フランシス・レイ(この曲でアカデミー作曲賞を受賞)による主題曲インストゥルメンタルバージョンが、71年頭にリリースされ、
3月にアンディ・ウィリアムスのカヴァーが発売された。 “アンディ・ウィリアムス追悼「ある愛の詩」の時代” の続きを読む
ちょうど30年前、1981年1月10日のポップス・チャートは?
ちょうど30年前の今日、
1981年1月10日のポップス・チャートを ビルボードではなく
オールジャパンポップ20のチャートで振り返ってみましょう。
オールジャパンポップ20第734回 1981年1月
文化放送での放送日 1981年 1月10日
1.恋のハッピー・デート(ノーランズ)
2.スターティング・オーヴァー(ジョン・レノン&オノ・ヨーコ)
3.ウーマン・イン・ラブ(バーブラ・ストライサンド) “ちょうど30年前、1981年1月10日のポップス・チャートは?” の続きを読む
ショッキング・ブルーとアース&ファイアー
8月18日エルビス・オンステージの頃 というエントリーで、
映画音楽中心のランキングだったユアヒットパレードチャートから見た、71年のことを書きましたが、
オールジャパンポップ20のほうの70年~71年チャートを見てみると、
無視しちゃいけないバンドがあることに気づきます。
ショッキング・ブルーとアース・アンド・ファイアーです。
いわゆるダッチサウンドと呼ばれたオランダのバンドで、(注)
この時期にこの2つのオランダのバンドの曲が、何曲も日本のポップス・チャート上位にあったということは、
日本の洋楽史において、なかなか珍しいことでした。
これはもちろん、
ショッキング・ブルーの「ビーナス」がビルボードで1970年2月に1位を獲得したことから始まります。
ショッキング・ブルーは、アメリカでは、「ビーナス」のみのヒットに終わりましたが、
この大ヒットから数年間、日本ではとても人気があって、来日公演をやりライブインジャパンのアルバムも出ました。 “ショッキング・ブルーとアース&ファイアー” の続きを読む
エルビス・オン・ステージの頃
ファンによるこのキャンドルサービスは、命日の恒例行事です。
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