立教大学キャンパスが舞台の名曲「鈴懸の径-すずかけのみち」

今週、池袋で何度か打ち合わせがあり感じたのですが、池袋(豊島区)は、公園や緑が少ないですね。
緑が少ないと、喉が乾きます。緑に彩られた校舎の立教大学とその周りだけが、オアシスのように美しいです。
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「和製ジャズの名曲」というと必ず名前の挙がる「鈴懸の径(Platanus Road)」
(もともとは灰田勝彦歌うワルツの戦時中歌謡で学徒出陣の学生たちに愛唱された)は、立教大学池袋キャンパスが舞台なんだそうです。キャンパス内に歌碑があります。

~♪ 友と語らん鈴懸の径 通い慣れたる学び舎の街♪やさしの小鈴 葉影に鳴れば 夢は帰るよ鈴懸の径 ♪~

こういう美しいキャンパスだと、美しい詩や美しい曲も産まれますよね。景観に喚起されるものってたくさんあると思うなあ。

去年末、AKB48が「鈴懸の木の道で・・・」という曲をリリースしたのですが、秋元康氏は歌詞を作るとき「鈴懸の径」を意識したんでしょう。
秋元康氏や僕は「鈴懸の径」という語にリリシズムを感じる下限の世代かもしれないです。

『鈴懸の径』鈴木章治&ピーナッツ・ハッコー↓

イントロから名アレンジ-鈴木章治&ピーナッツ・ハッコー(ベニーグッドマン楽団の共同バンドリーダー、グレンミラー楽団のバンドリーダーだったこともある)のバージョンは、日本ジャズ史上破格の最も大きいセールスのレコードとなりました。

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