60年代の「みんなのうた」から

60年代のNHK「みんなのうた」から
3曲のご紹介をしますね。
「みんなのうた」ファンの皆さまは、もうとっくにご存知でしょうが、
「みんなのうた」については下記のサイトが有名です。↓
みんなのうた缶
思い出の「みんなのうた」
延岡市の煙突
nobeoka01
♪【ぼくらの町は川っぷち/西六郷少年少女合唱団
NHKみんなのうた 1964年
作詞:峯陽   作曲:林光 

ぼくらの町は 川っぷち
えんとつだらけの町なんだ
ひくいえんとつ せのびしろ
ほそいえんとつ かぜひくな
とうさんかあさん かえるまで
えんとつの林で おにごっこ
そんな ぼくらの町なんだ
 

延岡市も煙突だらけで川がたくさんある町で、
僕は小さい頃から、この曲にすごく親近感がありました。

実は東京-川崎の多摩川沿いのことを歌った歌なんですね。
東京都大田区西六郷~神奈川県川崎市川崎駅あたりの昭和の工場風景だったのですね。
西六郷少年少女合唱団を代表する曲で、
今も、とてもだいじに歌い継がれているそうです。http://https://youtu.be/8nrtk-sLbbM?t=199

♪【さあ太陽を呼んでこい/東京放送児童合唱団】
NHKみんなのうた 1963年
作詞:石原慎太郎  作曲:山本直純

この世に夜は いらないぜ
みんながこの手で 暁の
扉を空に 開くんだ
さあ太陽を 呼んでこい

という歌詞が秀逸。
Dmのマイナーの部分と
ランランのリフレインのDメジャーの同主調の対比も、とても美しい。
石原慎太郎東京都知事が政治家になる前の作品で、
石原慎太郎にとっても、作曲の山本直純にとっても代表作なのではないかなあ。

こちらのサイト

倍賞千恵子&ボニー・ジャックス「さあ太陽を呼んでこい」
を聞くことができます。

♪【勇気の歌 / 西六郷少年少女合唱団】
NHK みんなのうた 1967年
作詞:やなせたかし 作曲:藤家虹二

暑い砂漠に 風が吹き 砂塵に煙る 地平線
飲まず食わずに 一週間 もう最後かと 思うとき
勇気が僕に ささやいた 倒れちゃダメダ がんばれと

何十年間も、ブレないで
ひたすら子供たちに勇気を持って生きることを訴える。
やなせたかし、凄い人だなあ。

60年代の「みんなのうた」から” への1件のフィードバック

  1. みんなのうたファンのハンドルネームるんるんと申します。
    「みんなのうたファン」で検索して辿り着きました。
    「ぼくらの町は川っぷち」は本当に良い曲です。
    毎年西六郷少年少女合唱団の定期演奏会に足を運んでいます。
    毎年アンコール曲の最後に歌ってくれます。
    「さあ太陽を呼んでこい」は都知事と直純先生の傑作ですね。
    「勇気の歌」もやなせ先生らしい歌詞で「手のひらを太陽に」とともに愛して止みません。
    作曲の藤家虹二先生は「歌はともだち」に出演しておられました。
    60年代の名曲をご紹介くださり、ありがとうございました。
    なお、るんるんは、ご紹介の「みんなのうた缶」、思い出の「みんなのうた」のファンです。
    「うた缶」は、ほぼ休止状態なので、とても残念に思っています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です