「SPACE BATTLESHIP ヤマト」が12月1日に封切りとなることで、大きな話題となっている。
「“ヤマト”ついに船出です!」木村拓哉ら超豪華ゲスト陣が大集結!!
宇宙戦艦ヤマトの原作者西崎義展さんには、お会いしたことがある。
お会いしたというか、息子さん宛にメールを送って、
西崎さんが小菅の東京拘置所にいらっしゃる時に面会させていただいた。
なぜ僕が面会させていただいたのかというと、
当時僕が裁判(民事)で応援していた方がいらっしゃって、
いろいろと公判記録を調べていくと、
その裁判の相手が、西崎さんと共通の「敵」であることがわかったからだった。
僕が応援していた方の裁判は、
地裁負け→高裁勝ち→最高裁により差し戻し→高裁負け
という経緯をたどったので、
その内容については、「敵」である人が健在であるうちは詳らかにすることはできない。
しかし僕は、その裁判に「敵」側から証拠として提出された
「実印」を押してある書類が、「敵」である人と親戚関係もある高名な弁護士が作成した、
偽造文書であることを今も固く信じている。
差し戻し審で、偽造文書であることを示唆する証拠をいくつか高裁に提出したが、
時遅く、残念なことに証拠採用されなかった。
さて、西崎さんは収監中に
松本零士氏に訴えられ宇宙戦艦ヤマトに関する「著作者人格権」(原作者は誰かということ)を争い、
これは和解した。
これによりいくつかのキャラクターの創造以外については、
西崎さんが宇宙戦艦ヤマトの原作者であるということが認められ現在に至る。
収監されてしまった原因となった覚せい剤使用について、
西崎さんに非があるのは自明だが、
当時覚せい剤を西崎さんに執拗に勧めた男がいて、
これについて調べると「謎」が残る。
宇宙戦艦ヤマトにまつわるさまざまな裁判については、
以前は詳しいHPがあったのだが、今は消えてしまっているようだ。
日本の「著作権法」をめぐる代表的な裁判ばかりなので、
「著作権法」について興味のある方は、ぜひ研究していただきたいと思う。
(●付記11月4日 バックアップサイトのほうでご指摘があり、
「宇宙戦艦ヤマト」関連裁判の判決というページがあったのでご紹介。
http://3rd.geocities.jp/)
このように宇宙戦艦ヤマトの権利については、
明らかになっていること明らかになっていないことを含め、
実にさまざまなドロドロした出来事があったのだ。
そういうさまざまな出来事と困難を乗り越えて誕生した新しいヤマトには、
強く期待したい。
ヤマトについては、封切られたらまた詳しく書くことにする。
西崎義展さんの息子さんは、何人かいらっしゃいますか??(複数いらっしゃるのならそのうちの一人と)
私は16年ほど前に某有名格闘ゲームの作曲を、息子さん(名前覚えてません・・)にお願いしており、一緒にお仕事したことがあります。
また、もう一度連絡を取りたいと思っているのですが・・・。
連絡取る方法をご存知でしたらお伺い致したいです。
現在は、エナジオという会社をやっておられますよ。
http://www.enagio.com/
ありがとうございました!