今年最後のエントリーです。みなさん良いお年をお迎えください。
仕事のこともあって、
フランスの今年の音楽チャートを調べていたら、
フランスの情報サイトに、やたらとアラン・ドロンの名前や写真が出てくる。
なんのことかと思っていろいろ読んだら、
ニュースが二つ出ていた。
日本では、まだニュースになっていないようなのでご紹介。
①ひとつは、
「もっとも癪に障るフランス人セレブ」ランキング。
(most ‘irritating’ ‘annoying’celebrity)
これはイギリス「テレグラフ」のソース
アメリカ大手世論調査会社ハリス社 がフランスで行った調査で、
12月30日発表。
http://www.telegraph.co.uk
1位 カーラ・ブルーニ
2位 アラン・ドロン
3位 ジェラール・ドパルデュー
これ、ようするに「やっかみランキング」ってことだよねえ。
カーラ・ブルーニは、フランスを代表するシンガーソングライターで、
スーパーモデルで、サルコジ夫人ファーストレディ。
イタリア貴族の血統、おじいちゃんは事業家。
アラン・ドロンは、全世界の映画人からリビング・レジェンド(生きる伝説)として
大リスペクトされる存在としての顔とは別に、
香水サムライ・ブランドを手がける実業家として大成功。資産数百億円と言われる。
「ヤクザが俳優になった。」と言われる暗黒面も合わせ持つ。
ジェラール・ドパルデューは、
「あの顔でありながら」ハリウッド大作映画でも成功した
フランスを代表する世界的スターであること。
ここへんが「やっかみ」の原因かなあと。
②もうひとつは、
アラン・ドロンの娘アヌーシュカ・ドロンが、来年舞台で女優デビューするというニュース。
アヌーシュカは、元ミス・オランダのモデルロザリー・ファン・ブレーメンと
アラン・ドロンとの娘で20歳になったばかり。
アラン・ドロンとアヌーシュカの写真は、
ネットでたくさん見ることができるが、
どの写真もアラン・ドロンが、ものすごく嬉しそうな顔をしている。
いくら他人に「親バカちゃんりん」と言われようが、
娘との写真でこんなにいい顔をしているお父さんは、
娘にとっちゃ幸福なことだよねえ。
やっかまれてもしょうがないかなあ。
そういえばアラン・ドロンには、ナタリー・ドロンとのあいだの息子や、
ベルベット・アンダーグラウンドの伝説的シンガー、ニコとのあいだの息子がいたが、
彼らは元気なんだろうか。
今日のYoutube動画はフランスの国民的大歌手だったダリダとの世界的ヒット曲「甘い囁き-Parole Parole」
ダリダの声もアラン・ドロンの声も素敵すぎ。歴史的名バージョン(元々はイタリアのミーナとアルベルト・ルポ盤がオリジナル・ヴァージョン)。
Dalida & Alain Delon – Paroles, paroles