4月14日付け全米アルバムチャートは、マドンナ「MDNA」がトップ。2位はライオネル・リッチー。

アメリカ最新アルバムチャート情報を。
2012年4月14日付けビルボード全米アルバムチャートは、クイーン・オブ・ポップ、マドンナの新譜「MDNA」がトップ。
2位ライオネル・リッチー新作「Tuskegee」とベテラン勢健在。
お化けアルバム3位アデル「21」はいまだに12万枚以上を売り上げています。

1. マドンナMadonna - MDNA (359,000)
2. ライオネル・リッチーLionel Ritchie - Tuskegee (199,000)
3. アデルAdele - 21 (121,000)
4. シャインダウンShinedown - Amaryllis (104,000)
5. ハンガー・ゲーム・サントラSoundtrack - The Hunger Games (64,000)
6. ワン・ダイレクションOne Direction - Up All Night (46,000)
7. ケイティ・ペリーKaty Perry - Teenage Dream (33,000)
8. ザ・ユーズドThe Used - Vulnerable (32,000)
9. ブルース・スプリングスティーンBruce Springsteen - Wrecking Ball (28,000)
10. ナウVarious artists - Now 41 (25,000)

今年2月のスーパーボウル・ハーフタイムショーでの評判もよかったし、久々のアルバムだし、
マドンナ・ニューアルバム「MDNA」の初登場1位は、当然のことでしょうね。
週間35,9000枚のセールスは、今年2012年に発売されたアルバムの中でトップの数字。
前アルバム「ハード・キャンディ(2008年)」初週売上28,8000枚と比べ、28%の売上枚数増で、
40代の頃より、50代の今のほうが初動数字が大きいというのも凄いこと。

マドンナ「MDNA」は通算8作目の全米首位アルバムで、
歴代の女性アーティストでこれを上回る記録は、バーバラ・ストライザンド(通算9作)だけとのことです。

このアルバムで、マドンナは全英でも初登場1位を獲得しており、
ソロ・アーティストとしてはエルヴィス・プレスリーの記録11枚を抜き、
アルバム12枚のナンバーワン最多全英記録を打ち立てたアーティストとなりました。

アルバム発売日の3月26日には、日本を含めた世界40ヵ国のiTunesチャートで1位を達成していますし、
オリコンチャートでも洋楽女性初の、アルバム2作同時初登場TOP10入りの快挙を果たしました。
そのトップ10入りアルバムのもう一作の方は「こんなに安くていいのか!!」という廉価で話題となっている、
ワーナーミュージック時代の全11枚のアルバムを収録した輸入盤ボックス「ザ・コンプリート・スタジオ・アルバムズ(1983-2008)」

さて今回のジャケット。↑
マドンナは、ますます自身の大リスペクトするマレーネ・ディートリッヒに似てきたように思います。
今の10代~30代の皆さんは、マレーネ・ディートリッヒの映画をほとんど見ないかもしれませんが、
もしあなたがマドンナファンだったら、代表作何本かは見てくださいね。
随分昔から、マドンナディートリッヒの影響を受けてきたことがわかるはずです。

マドンナ「ディートリッヒは70歳過ぎてもセクシーだったの。彼女となら寝てもいい。」と以前発言しましたが、
そういうエイジレスのところに、大きなシンパシーを感じているんでしょうね。
現代のエイジレスクイーンがマドンナ、伝説的エイジレスクイーンがディートリッヒってことですね。

Give Me All Your Luvin’ (Feat. M.I.A. and Nicki Minaj)

ライオネル・リッチーは、86年発売の「ダンシング・オン・ザ・シーリング」以来の上位ランクイン。
マドンナライオネルリッチーのアルバムが同時にベスト5にチャートインしているのも、86年以来とのことです。

これにプラスして、9位にはスプリングスティーン
今週は、80年代アゲイン・ウィークって感じですね。

それで懐かしくなって、久々のチャート記事を書いた次第。

 

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