とっくに10月になって6日も経っているのに「セプテンバー」というお題は、実に間抜けですね。
今年は暑くて暑くて、9月も8月の延長みたいな感じだったので、
「セプテンバー」にちなんだ曲を思い出すのを、すっかり忘れてしまっていました。
POPSって、すごくたくさんの数の「9月」にちなんだ曲があるでしょ。これなんでだかわかりますか?

そうそう! そのとおりです!これはアメリカやヨーロッパじゃ「9月」が入学式・新学期のシーズンだからですね。
学校だけじゃなくてさまざまな行事の始まりが「9月」からとなっています。

アメリカンフットボールは9月からが新シーズン、
欧州サッカーは、8月から9月にかけて新シーズンの始まり。
テレビ番組も、9月に新番組・新シーズンの放送が始まります。「9月」が、年度の新しいスタートの月で、
特別な月なわけですね。

Earth, Wind & Fire – September
Earth, Wind & Fireの「Septemberセプテンバー」
「Try to remember(the kind of September)トライトゥリメンバー想い出の九月」
9月に芽生えた恋が12月に深まるっていうテーマの歌です。

Andy Williams – Try To Remember(Year 1965-アンディ・ウィリアムズ・ショー)
https://www.youtube.com/watch?v=FOPKL9PX2Y4

「September Song」も9月に恋が芽生える歌。

つまり9月に新しい出会いがあって「恋」が生まれるって感覚。
これは日本人の季節感とは、明らかに違いますよね。

この3曲の中で、僕が一番懐かしいのは、
映画「旅愁」のテーマにもなった「September Song」です。

F. Sinatra & John Denver – September Song
(シナトラジョン・デンバーによる珍しいデュエット)
ストリングスアレンジがとても美しい。ネリソン・リドルのスコアでしょうか。
ネリソン・リドルは、シナトラナット・キング・コールのオケのスコアを書いた僕の大リスペクトするアレンジャーです。
https://www.youtube.com/watch?v=zov_Sh5ekQU

20代から40代にかけて20年間近く、9月になると「September Song」を演奏したり歌ったりしていたなあ。
僕が歌って、吉屋潤先生にサックスでオブリガートや間奏を、
吹いてもらったりしたこともありました。懐かしい。

003-joan-fontaine-theredlist

 

映画「旅愁」(1950年-パブリックドメイン)のキスシーン。ただのキスシーンなのにドキドキするくらいエロチック。

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